「まさかこの2人がガチ喧嘩するなんて…」
世界がざわついたのは、トランプ大統領とイーロン・マスクの間に起きた激しい口論でした。
きっかけは“減税法案”。マスクが「国家を危機にさらす」と批判したことで、トランプが大激怒。
かつては蜜月だった関係が、今ではSNS上での応酬にまで発展し、両者の発言が世界中を巻き込む事態に。
この記事では以下の内容を詳しくお伝えします!
・減税法案をめぐる意見対立の詳細
・テスラ株暴落とEV支援削減の影響
・ドラゴン退役発言とSpaceXへの影響
・SNSで飛び交った暴露合戦と爆弾投稿
・エプスティーン・ファイル発言の波紋
喧嘩の裏に隠された“真の理由”と、これから訪れるかもしれない「深刻な結果」を一緒に探ってみましょう。
トランプ大統領とイーロン・マスクの喧嘩が泥沼化!その発端とは?
かつては“特別な関係”とまで言われていたトランプ大統領とイーロン・マスクの仲が、とうとうSNS上での公開バトルに発展してしまいましたね。
システムエンジニア歴20年を超える筆者も、企業間の方針の衝突や、取引先との温度差でヒヤヒヤしたことは何度もありますが、まさか国のトップと世界一の起業家がこれほどド直球な応酬を繰り広げるとは思いませんでした。
両者の対立のきっかけは、アメリカ政府が打ち出した「大きく美しい法案」――通称“減税法案”へのイーロン・マスクの強烈な批判でした。
この喧嘩、正直言って、最初はテック業界あるあるの“路線変更ドタバタ劇”かと思って見ていたんですが、どうやらその背景はもっと深くて根があるようです。
次では、火種となった減税法案について詳しく見ていきます。
思った以上に根深かった政策とビジネスの利害衝突、その裏側を覗いてみましょう!
減税法案への批判が火種に
トランプ大統領が打ち出した「大きく美しい法案」は、減税による景気刺激を狙った超ド級の政策です。
ただ、イーロン・マスクからすれば「美しい」どころか「財政赤字まっしぐら」のとんでも法案に映ったようで、SNS「X」で真っ向から批判を展開しました。
「国民に耐えられない借金を背負わせる」「自分が作った政府効率化の成果を台無しにする」といった文言は、もはや政策批判というより“失望と怒りの告白”レベルです。
トランプ大統領も負けじと「イーロンには本当にがっかりした」「裏切られた」と記者会見でコメント。
ここまでくると、政策への建設的な意見交換ではなく、プライド同士のぶつかり合いにしか見えません。
自分も現場で「仕様に口出すなら最初から言ってくれ!」と心の中で叫んだ経験があるので、マスクのモヤモヤ、ちょっと共感できる部分もあります。
でも、トランプ大統領の「助けてやったのに」という発言から察するに、恩義を強調したい気持ちも理解できなくはないです。
ふたりの間に積み重ねられていた“貸し借り”のバランスが、一気に崩れた瞬間だったのかもしれませんね。
トランプとマスクの応酬が止まらない!SNSで交わされた激しいやりとり
政策に対する意見の相違から始まった対立は、あっという間に個人レベルのバトルに変わっていきました。
エンジニアの世界でも、Slackのスレッドが建設的な議論からただの言い合いに変わる瞬間がありますが、今回のSNSでの応酬はその比じゃないですね。
イーロン・マスクとトランプ大統領、それぞれが自分のSNSで遠慮なく本音を爆発させた様子は、まるで現代版の公開プロレスです。
ではまず、マスクが投稿した衝撃の言葉から見ていきましょう。
マスクの「恩知らず」発言とXの投稿内容
イーロン・マスクは、自身のSNS「X」でこう投稿しました。
「自分がいなければ、トランプは選挙に勝てなかった。なんて恩知らずなんだ。」
この言葉、ただの皮肉じゃないんですよね。マスクは2024年の大統領選挙で、トランプ陣営に約250億円を寄付しており、しかも政権内で「政府効率化省」のトップまで務めていたんです。
IT業界でいえば、資金援助してくれた創業支援者が、いきなりプロジェクトリーダーに裏切られたようなもの。そりゃ怒りますよね。
さらにマスクは、トランプ大統領がエプスティーン・ファイルに関与している可能性にまで触れ、「これが公開されない本当の理由だ」と爆弾発言まで投下しました。
この投稿はすぐに削除されたものの、「エプスティーン」の名を出したことで話題は一気に拡散。
炎上慣れしているマスクですら、あとから「さすがにヤバかったかも」と思ったのかもしれませんね。
トランプの「狂った」発言と補助金打ち切りの警告
トランプ大統領も負けてはいませんでした。
自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で「イーロンは狂った」と言い放ち、さらに「予算から何十億ドルも節約する最も簡単な方法は、マスクの政府補助金と契約を打ち切ることだ」と投稿。
つまり、テスラやSpaceXなどが受けている政府からの契約・支援を全カットする構えです。
この言い方、ある意味すごくトランプらしいですよね。
現場で「次、納品遅れたら全部打ち切るからな!」と上司に脅された日の記憶が蘇りました…。ただ、規模が違いすぎて笑うしかありません。
また、トランプ大統領は「私は誰も欲しがらないEVを国民に押し付ける“EVの義務化”をやめた」とも発言し、マスクの怒りに火を注ぐ結果に。
テスラCEOとしては「何言ってるの!EVの未来はこっちが担ってるのに!」ってなりますよね。
この言い合い、まるで「国民巻き込み型・経済クラッシュ付きの口喧嘩」に見えてきました。
次は、実際に経済へ波及した影響、特にEV支援政策とテスラの株価暴落について分析していきます!
EV支援政策とテスラ株価の暴落!経済への影響は?
ふたりのケンカが、ただの言葉の応酬では終わらないのが今回のポイントです。
SNSバトルの余波は、テスラの株価に直撃しました。エンジニア界隈でも「マジで株売っときゃよかった」なんて声もちらほら……。
では、EV支援とテスラの落ち込み、その因果関係を見ていきましょう。
EV支援の削減とテスラの打撃
トランプ大統領が目玉政策の一環としてEV支援を削減する法案を出したことで、マスクが激怒。
この支援削減、要するに「EVなんかもう推さねぇぞ」という政治的メッセージでもありました。
テスラにとっては、EV車の販売を後押ししていた補助金がなくなる可能性があるわけで、痛手もいいところ。
マスクからすれば「ちょっと待って!トランプ政権で協力してきたのに!」と叫びたくなる状況です。
テスラ株価の下落と投資家の反応
そして、喧嘩翌日のニューヨーク市場で起きたのが、テスラ株の14%下落。
一時は17%超まで落ちたという報道もあり、「うそでしょ!?」と株式掲示板がざわついてました。
1日で21兆円以上の時価総額が吹っ飛んだなんて、マスクでなくても目まいがするレベルです。
「また戻るだろう」とタカをくくっていた投資家たちも、今回ばかりは不安顔。証券系フォーラムでは「この喧嘩、本当に笑えない」「想定外にもほどがある」といった書き込みが目立ちました。
エンジニア業でも同じですが、上層部の一言で現場が大混乱する現象、あれと全く同じ構図ですね。
SpaceXの「ドラゴン」退役発言の真意とは?
テスラの話だけでも十分インパクトがあったのに、イーロン・マスクは今度は宇宙事業まで巻き込んできました。
SpaceXの宇宙船「ドラゴン」に関する発言が飛び出し、筆者含め技術職界隈では「え、そっちも止めるの!?」と軽くパニックになりました。
この一連の発言、ただの脅しか?それとも本気だったのか?そのあたりを深掘りします。
一時は運用終了を示唆、その後撤回
トランプ大統領が「イーロンへの政府補助金と契約を打ち切る」と発言した直後、マスクはすぐさまXでこう投稿しました。
「それならば、ドラゴンを退役させる。」
まさかの宇宙船引退宣言です。
ドラゴンは国際宇宙ステーション(ISS)に物資や人員を運ぶ超重要な宇宙船。いわばアメリカの宇宙開発の心臓部分です。
それをいきなり「辞めます」宣言されても、NASAも各国宇宙機関も困るに決まってます。
現場のエンジニアが突然「今日からサーバー全部止めます」って言い出したようなものです。しかもSlackじゃなくてTwitterで。
国際宇宙ステーションへの影響は?
さすがにヤバいと感じたのか、マスクは数時間後に「やっぱりドラゴンは退役しません」と投稿を訂正。
「一瞬で引退させて、一瞬で撤回」…これはもう宇宙レベルの“感情リファクタリング”ですね。
この騒動でISS関係者や宇宙ファンからは「お願いだから落ち着いて…」という声が多く見られました。
実際、技術職目線で見ると、こういったプロジェクトは国際協力で動いているだけに、CEO一人の感情で方向性がブレるのは避けたいところ。
特に宇宙開発のような命が関わる分野では、こうした発言がどれだけ周囲に影響を及ぼすかをもっと意識してほしいなと、正直感じました。
では最後に、この対立がさらにヒートアップするきっかけとなった“エプスティーン・ファイル”発言について詳しく解説していきます。
エプスティーンファイル発言が引き金に?暴露の波紋
SNSでのやり取りも激しさを増していた頃、イーロン・マスクが投下した“ある投稿”がさらに事態を悪化させました。
それが、「エプスティーン・ファイル」にトランプ大統領の名前があるという投稿です。
筆者も最初は目を疑いました。「まさかの展開すぎるだろ」とPCの前で声が出たほどです。
この話題、ガセネタなのか、それとも……?
マスクの意味深投稿と削除された内容
X上に投稿されたのは、「トランプはエプスティーン・ファイルに載っている。それが公表されない本当の理由だ。いい一日を、DJT!」という衝撃の文面。
この「DJT」はドナルド・ジョン・トランプの略。要するに、名指しです。
しかも、これが単なる感情の暴走じゃなく、「いよいよ大型爆弾を落とす時だ」という“戦略的投稿”っぽい書き方だったのが怖いところ。
マスクはその後この投稿を削除しましたが、スクリーンショットはすでに出回っており、火は完全に消えていません。
社内Slackでうっかり本音を書いたらログ残ってた、みたいなレベルじゃないです。これはもう“核投稿”です。
トランプとエプスティーンの関係への疑念
この投稿に対して、トランプ大統領は「そんなのは過去の話。何の関係もない」と即座に反論。
さらに「エプスティーンの弁護士も否定している。そんなものはフェイクだ」と一蹴しました。
ただ、こういった爆弾発言って、一度出たらなかなか消えないんですよね。ネットは一度の炎上で何年もネタにされますから。
実際、「これは計算された攻撃かも」という声もあり、「エプスティーン・ファイル」が再び脚光を浴びる結果に。
個人的には、ここまでいくとマスクの発言が“個人の意見”を超えて、株主や国際的な信頼にも関わるリスクレベルに感じます。
ふたりのケンカは、もう“暴露合戦”と呼ぶのがふさわしいかもしれませんね。
トランプ大統領とイーロン・マスクの喧嘩に関するQ&A
Q: どうしてトランプ大統領とイーロン・マスクは仲が悪くなったの?
A: 発端はトランプ大統領の「減税法案」に対し、イーロン・マスクがXで「財政赤字を悪化させる」と強く批判したことです。トランプ大統領は「恩知らず」と不快感を示し、両者の関係は一気に冷え込みました。
Q: テスラやSpaceXは本当に政府との契約を失う可能性があるの?
A: トランプ大統領は「補助金や契約を打ち切る」と発言しましたが、具体的な行動にはまだ移していません。ただし、実際に打ち切られると数十億ドル規模の影響が出ると予想されます。
Q: ドラゴン宇宙船はどうなったの?運用終了するの?
A: 一時的にマスクが「退役させる」とSNSに投稿しましたが、数時間後に「やっぱり退役しない」と撤回しました。現在も運用継続の予定です。
Q: エプスティーン・ファイルって何?トランプが関与しているの?
A: マスクが「トランプの名前がエプスティーン・ファイルにある」と投稿したことで話題に。ただし証拠は提示されておらず、投稿自体も削除済みです。トランプ大統領も完全否定しています。
Q: 今後ふたりの関係は修復される可能性ある?
A: 現時点ではトランプ大統領が「関係は終わった」と明言しており、マスクも政敵支援を示唆するなど関係は完全に決裂しています。再び手を組む可能性は非常に低いです。
まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
- トランプ大統領とイーロン・マスクの喧嘩は、減税法案をめぐる意見対立から始まった
- マスクは「トランプは恩知らず」と批判し、SNS上で次々に暴露を投稿
- トランプは「狂った」と反撃し、補助金・契約の打ち切りを示唆
- テスラの株価は一時17%近く急落し、SpaceXのドラゴン退役発言も飛び出した
- エプスティーン・ファイルという爆弾ワードで、対立は泥沼化
- 両者の関係は破綻し、今後の再接近の可能性はほぼゼロ
トランプとマスクの一連の対立劇は、SNSというオープンな舞台で行われたことで、世論も巻き込みながらどんどん加速しました。
ふたりの発言は個人的な感情だけでなく、経済や宇宙開発といった広範囲に影響を及ぼしており、もはや“国家級の喧嘩”といっても過言ではありません。
今後はそれぞれがどう動き、どんな影響を残すのか。引き続き注目ですね。