トヨタの会長・豊田章男さんのこと、どれくらい知ってますか?
ニュースやCMで名前は見るけど、実は経歴や学歴、プロフィールは意外と知られていないんですよね。
この記事では…
- 豊田章男さんの年齢・出身・家族構成などのプロフィール
- 投資銀行からトヨタ社長になった波乱万丈な経歴
- レーシングドライバー「モリゾウ」としての意外な趣味
- 水素エンジンへの取り組みや、未来へのビジョン
などなど、知れば知るほど面白い“人間・豊田章男”に迫ります!
読み終わる頃には、「トヨタの会長ってこんなに熱い人なの!?」と思うこと間違いなしです。
豊田章男のプロフィールまとめ!年齢や出身地をチェック
「トヨタの会長って、どんな人なんだろう?」
そう思ったことがある人、多いんじゃないでしょうか。ここでは、豊田章男さんの年齢や出身地、ざっくりしたプロフィールを紹介していきます。名前はよく聞くけど、意外と知らない“人となり”。シンプルにサクッとお届けしますね。
豊田章男さんの基本情報と人物像
えっ、69歳?と驚く方もいるかもしれませんが、見た目も動きもとにかく若い。レースに出たり、イベントで自ら車を走らせたり、まさに“動く会長”なんです。
システムエンジニアとして働く自分から見ると、「あの年齢で現場主義を貫くって、普通じゃないな」と感心させられます。Zoom会議だけで疲れてる場合じゃないですね。
さらに面白いのが、レーシングドライバーとして「モリゾウ」という名前で活動していること。あの世界的企業のトップが、週末にはサーキットにいるって、ギャップがすごいですよね。
そんな豊田章男さんですが、根はとても親しみやすいタイプらしく、社内でも「フラットに話せる人」として知られているようです。カリスマなのに、親しみもある。そこが魅力なのかもしれません。
次は、そんな豊田章男さんの「家族構成」をご紹介します。家系がすごすぎて、ちょっと驚くかもしれません。
豊田章男さんの家族構成や親族がすごい!
豊田章男さんの家族、かなりの“財界VIPファミリー”です。
お父さんは、元トヨタ社長の豊田章一郎さん。おじいさんは、あのトヨタ創業者・豊田喜一郎さん。そして曾祖父にあたるのが、豊田自動織機をつくった豊田佐吉さん。
奥さんは豊田裕子さんで、長男の豊田大輔さんはレーシングチームに関わっていて、親子でレースに出場したこともあります。これ、趣味のレベル超えてますよね。
エンジニア目線で見ても、「一族で同じ業界に生きてるって強いな」と感じます。家族でクルマの話をしても、内容が濃すぎて普通の人は会話についていけなさそうです。
でも、そんな“すごい家系”に生まれながらも、豊田章男さん自身は努力型。特別扱いはされず、自ら履歴書を出してトヨタに入ったというエピソードもあるんですよ。
豊田章男の経歴がすごい!トヨタ社長へのステップとは?
豊田章男さんのキャリアを見ていると、「え、映画の脚本?」と思うくらい起伏があります。普通の経営者とは違い、最初からトヨタ一筋だったわけではないんです。この章では、投資銀行からトヨタの社長、そして会長に至るまでの“珍しくて熱い”経歴を追っていきます。
トヨタ入社前はアメリカの投資銀行勤務
実は、豊田章男さんは最初からトヨタに入ったわけではありません。
IT系のプロジェクトでもよくあるんですが、こういう“異業種スタート”の人って、後からメチャ強くなるんです。金融の視点を持っているエンジニアが重宝されるのと同じで、経営も幅が広がります。
とはいえ、周囲の“豊田家の人間”という目がプレッシャーになり、悩んでいたそうです。そんな時に上司から「トヨタのために苦労してみたら?」と言われて、帰国を決意。
自分のルーツを受け入れて前に進むという選択。これはすごく勇気のいることだと思います。
トヨタ入社から社長・会長へ、異例の出世ストーリー
1984年にトヨタへ入社した豊田章男さん。入社後すぐに役員に…なんて話ではありません。
最初は現場仕事を経験し、係長から平社員に降格されたこともあるそうです。トヨタの創業家なのに、です。システム開発でも「えっ、そっち戻る?」みたいな配置転換ありますけど、これはかなり本気の人事ですね。
でも、その経験があったからこそ、販売部門での「カイゼン」活動などに活かされていきます。社内ポータル作って終わりじゃなくて、実際に店に出て「ここ変えた方がいいですよ」ってやる感じ。現場を見て動く人だったんですね。
2000年代に入ると、GAZOOやG-BOOKなどの情報系事業を担当。その後、中国やアジア担当の副社長を経て、2009年に社長に就任します。当時52歳。トヨタが合併して以来、最年少の社長でした。
そして2023年に会長へ。2025年には日本相撲連盟の会長にも就任。もはや“日本代表の社長”みたいな存在感です。
豊田章男の学歴をチェック!慶應から海外MBAまで
豊田章男さんの学歴は、正直かなり“ガチ”です。いわゆる“お坊ちゃん学校”だけではなく、実践的な学びと留学経験でしっかり武装している感じ。ここでは、学生時代の意外な一面と、ビジネスにつながる学歴の話をまとめていきます。
慶應義塾高校・大学での学生生活
ここで注目したいのは、ホッケー部に所属していたこと。なんと、ホッケー日本代表にも選ばれたほどの実力者だったそうです。運動神経すごすぎませんか?
エンジニアあるあるですが、文武両道タイプって「なんか勝てる気しないな…」と思いがち。でも、そういう人に限って地道に努力してるんですよね。豊田章男さんもまさにそのタイプ。
しかも大学時代には、オリンピックに出るかもしれなかったという話も。日本がモスクワ五輪をボイコットしたために出場は叶わなかったそうですが、当時から“やり切る力”があったのは間違いありません。
バブソン大学MBA取得とその背景
バブソンは“起業家教育”で有名なビジネススクール。大企業の後継者がわざわざ行く場所としては、ちょっと意外かもしれません。
ですが、トヨタの“トップダウンじゃない経営スタイル”は、この経験が影響しているのかもと感じます。技術者目線でも、「現場で試してナンボ」という発想、すごく近いものがあります。
ちなみに、当時はゴルフに夢中だったという一面も。こういう“隙”があると、ちょっと親近感わきますよね。
趣味がガチすぎる?モリゾウとしてのもう一つの顔
「趣味:レース」って聞くと、たいてい“たしなむ程度”を想像しますよね。でも、豊田章男さんの場合はレベルが違います。本気で走ってますし、もはや趣味の域を軽く飛び越えてます。この章では、「モリゾウ」としての一面に迫ります。
レーシングドライバーとしての活動と由来
そこから本格的にドライビングを学び、ついにはニュルブルクリンク24時間耐久レースにも参戦。これ、普通の企業会長じゃ絶対やらないやつです。
実際にレースの現場に立ち、タイヤの匂いを嗅いでクルマの限界を体感する。その経験が、市販車開発に反映されていくんですから、やっぱり“現場主義”が徹底してます。
エンジニア視点で言えば、「ユーザー目線を持て」とよく言われますが、豊田章男さんは“自分がユーザー”になってるんですよね。この発想と行動力、ちょっと真似できないです。
GAZOO Racingや「もっといいクルマづくり」への思い
モリゾウとしての活動は、GAZOO Racingにもつながっています。
社員をレースに参加させたり、テストドライブを通じて「走りの質」を磨いたり。GAZOOは、単なるスポーツ部門ではなく、トヨタの技術と情熱をかけた“教育の場”でもあるんです。
「もっといいクルマをつくろう」。この言葉、トヨタ社内ではお馴染みですが、豊田章男さんの行動を見ると、その言葉にちゃんと“裏付け”があります。
いやもう、趣味とかじゃなくて“生き方そのもの”ですね。次は、その生き方を未来に向けて広げる「水素エンジン」の話です。これもまた、豊田章男さんの本気が詰まってます。
豊田章男と水素エンジンの挑戦!未来の車づくりとは
クルマ業界が電動化へまっしぐらな今、豊田章男さんは「水素エンジン」にも力を入れています。EV(電気自動車)だけじゃない、別の選択肢を示しているんですね。この章では、水素エンジンへのこだわりと、実際の取り組みを紹介します。
なぜ水素エンジンに注力しているのか
水素エンジンは、「音と振動があるエコカー」です。
EVは静かでクリーン。でも、クルマ好きにとっては「味気ない」と感じることもあります。そんな中で、豊田章男さんは「クルマの楽しさは残したい」と考えて、水素エンジンに目をつけました。
エンジンの鼓動や走るワクワク感を残しつつ、環境にも配慮する。これ、まさに“いいとこ取り”の技術なんですよね。
しかも、豊田章男さんはレースでその水素エンジンを自らドライブ。「開発するなら、自分で壊してこい」ってスタンス。いや、ほんと漢です。
技術者としても、水素エンジンはまだ未完成な部分が多くて、だからこそ「やりがいあるな」って思える分野です。
実際のレースでの活用と今後の展望
富士24時間レースなどで、すでに水素エンジン搭載車で実戦投入されています。
新技術って、机上の空論になりがちですが、豊田章男さんはとにかく「走らせて、壊して、直す」の繰り返し。現場でのフィードバックを大事にしている姿勢がよくわかります。
この技術、将来的には商用車や一般乗用車にも広がる可能性があります。EV一択という風潮に一石を投じる存在。そう考えると、豊田章男さんは単なる経営者ではなく、未来の社会インフラを動かそうとしてる人なんですよね。
豊田章男に関するQ&Aまとめ
Q: 豊田章男さんはなぜ「モリゾウ」と名乗っているの?
A: レースに出る際に、本名だと目立ちすぎるため、親しみやすいニックネーム「モリゾウ」を使用。愛・地球博のキャラから名付けたそうです。
Q: トヨタの社長になるとき、特別扱いされたの?
A: いえ、豊田章男さんは自ら履歴書を提出し、現場での経験も積んでいます。むしろ“特別扱いしない”という方針のもとで鍛えられました。
Q: 趣味はレース以外にあるの?
A: 学生時代はホッケーで日本代表にも選ばれた実力者。また、ゴルフもかなりの腕前だそうです。
Q: 水素エンジンってどんな車に使われてる?
A: 実験段階ではGRカローラやカローラスポーツなどで使われています。将来的には量産車にも使われる可能性があります。
Q: トヨタの今後に、豊田章男さんはどう関わっていくの?
A: 現在は会長職にあり、企業の方向性や未来技術の舵取りを担っています。現場目線で、引き続きトヨタをリードする存在です。
まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
- 豊田章男さんは愛知県出身で、慶應&MBAの経歴を持つ“ガチ系経営者”
- 若い頃は投資銀行に勤務し、帰国後トヨタへ入社。社長から会長へと上り詰めた
- 趣味がレーシングドライバーという本気ぶり。「モリゾウ」として活動中
- 水素エンジンなど、クルマの未来にも積極的に取り組んでいる
- 「現場主義」と「走りへのこだわり」が、経営哲学の根っこにある
豊田章男さんのことを知れば知るほど、“走る会長”という異名がしっくりきます。トヨタだけでなく、日本のクルマ産業の未来も、きっと豊田章男さんの手にかかっているのかもしれません。